今週の名言 : 小澤静江さん(建設会社運営) [ビジネスパーソン (女性)]
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心が
人生を変える…!
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家族で運営する建設会社。
その従業員の半数は元受刑者
ケンカが絶えない従業員に
愛情を降り注ぎ続け
今では
日本を代表する
元受刑者受け入れ会社として
注目を浴びている
『小澤静江』
さんの言葉です。
おしとやかで
まるでお嬢様のような
性格で育った静江さん。
結婚・出産と
順風満帆な人生を
歩み始めていたころ
建設現場で腕利きの
職人だった夫が独立して
建設会社を立ち上げます。
札幌オリンピック直後で
札幌の街が
どんどん発展していく中
立ち上げたばかりの
夫の会社には
なかなか人が集まりません。
そこで従業員候補として
目をつけたのが元受刑者でした。
しかし現実は
毎日のようにおこる喧嘩
まわりの住民からの
偏見のまなざし
自分自身これまで
男の人とあまり接点を
持ったことのなかった
静江さんにとって
まるで修羅場のような世界
それでも
なんとかしなくては会社が
つぶれるとの思いから
腹を決めて
従業員と向き合うことを決めます。
すると
多くの従業員は
親からの虐待
親の離婚
・・・
自分の居場所がない
周りから偏見でしか見られない
こんな心の苦しみを
打ち明けてくれるように
なります。
この会社を
彼らの居場所にしてあげたい!
地域住民の彼らに対する
偏見をといてあげたい!
そこで始めたのが
近所の雪かきや清掃
そして
無事故で工期を厳守する
仕事への向き合い方
1年・2年と
時間が経過する中で
日頃の雪かきや掃除の
お礼として
周りの住民から
感謝の言葉や差し入れを
頂くようになったり
大きな仕事の依頼が
来るようになります。
人生をもう一度やり直したい!
という従業員の心の変化が
認められていったのですね。
ようやく
会社が軌道にのり始めた
このころ
突然
夫が原因不明の難病にかかり
余命宣告を受けます。
自暴自棄になってしまった夫は
仕事を放棄し遊びあるき
1億もの借金をつくったまま他界
さらには
古参の従業員が
2000万円の持ち逃げ
またしても
会社の評判がガタ落ち
もうこれ以上給料も払えないと
会社をたたむことを
従業員に伝えると
従業員たちからは
給料はいらないから
もう一度頑張ろうとの声。
業界内でも信頼も落ちてしまい
他社がやらないような
仕事しかまわってきませんが
従業員は
必死になって頑張ってくれます。
マンホールの中に入り
汚水・汚泥をくみ上げる
大きな石だらけで
重機が入れず人力での仕事
ここでも従業員の頑張りが
やがて信頼を勝ち取るようになり
仕事が少しずつ増えていくことに。
母親のような愛情で
本気で向き合ってくれた
静江さんへの感謝
静江さんの本気が
元受刑者の方々の心を
動かしたのですね。
その後
長男が会社社長に就任するも
ある日
父親と同じ病気を発症
夜通し涙の日々が続いたある日
ふとあることに気づきます。
自分が難病という
ある意味弱い立場になってみて
初めて
元受刑者の皆さんの
気持ちがよく分かった
だからこそ
残された限りある人生
元受刑者の皆さんの再出発を
全力でサポートしたい!
手足の自由が思うようにいかない
思うように言葉が発せられない
そんな中でも
母親である静江さんと
二人三脚
前を向いて歩んでいます。
こうして静江さんの
生き様を見ていると
その人の心のありかたが
その人の人生に
大きな影響を及ぼす様子が
伝わってきますね。
皆さんは心の中に
どんな人生を描いて
生きていきますか…?
こちらをクリック頂ると幸いです。
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タグ:受刑者