今週の名言 : 脇園彩さん(オペラ歌手) [その他]
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母への感謝が
人生を豊かにしてくれる…
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例えるならば、
欧米人が
歌舞伎の舞台で
賞賛を浴びるようなもの
でしょうか。
最大の強みは、
細かく速い音符の連なりを
転がすように歌い上げる
"アジリタ"と呼ばれる技法を
含めた
圧倒的な表現力と
正確な歌唱技術
いまやオペラの本場
イタリアで
若手のホープと
称賛されているオペラ歌手
『脇園彩』
さんの言葉です。
彩さんは
1988年東京生まれ。
ご両親はご夫婦そろって
劇団員だったそうです。
しかし彩さんの母親は
彩さんが産まれたことを
きっかけに
ご自身の夢をあきらめて
子育てに専念。
当時の彩さんから見ると
自分に対する大きな期待から
いつも口やかましくて
自分の自由を制限してくる
ウザイ存在。
母親に対して
強い反発心を抱き
ときには
つかみあいのけんかも
あったそうです。
彩さんはもともと
小児科医を目指していましたが
中学時代に入った
英語劇部で舞台に立つ
快感に目覚め
ミュージカルや
オペラの世界に
興味を持つようになります。
そして一浪の末に
東京芸大声楽科に入学。
1人入学辞退者がおり
その補欠として
ギリギリの入学だったそうです。
つまり学年で一番下。
この中でどうやって
自分の魅力や存在価値を
高めていこうかと
考えたときに
いきついたのが
冒頭に紹介した
アジリタという技法を
磨くことでした。
その後、
プロのオペラ歌手になることを
夢見て
本場イタリアへの
留学を決意。
しかしそこで
待っていたのが
日本人(アジア人)に
対する人種差別。
2024年4月時点で
36歳の彩さんは
過去を振り返り
次のように 語られています。
オペラ歌手としての
魅力が高まるのは
様々な人生経験を重ねてきた
40代以降になってから。
当時は
苦しさしか感じなかった
母親との対立
学年最下位
人種差別 ・・・
今思うと
こうした体験をしてきたからこそ
歌に思いをのせることができる
誰にも負けない表現力で
伝えることができる・・・
今はイタリアミラノで
生活をされており
歌のレッスン
身体のケア などを
大切にされつつも
ストイックに
生きているわけではなく
時には
行きつけのカフェで
マリトッツォを
ペロリとたいらげご満悦
心のケアも
大切にされています。
幼少の頃
母親への反発しかなかった
少年が
年齢の積み重ねとともに
その愛情の深さに
気づいていくという
オペラを歌い上げるときには
母への感謝で
思わず涙が浮かんでくるそうです。
様々な逆境も
自分の成長の糧に変換しつつ
心も身体も
健康的な生活を送り続ける
彩さんの生き方
とても魅力的ですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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今週の名言 : 前田智之さん((株)Tanzen) [その他]
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自分ならではの
こだわりを大切に…
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業界でも有名な
木工家具好き
敬意を表して
「家具バカ」と呼ぶ人も。
過去には
木工家具の日本大会で
大賞を受賞すなど
木工家具への
愛にあふれる
木工家具職人である
『前田智之』
さんの言葉です。
前田さんは
父親が家具職人だったことから
幼少の頃から
自然と家具にふれる機会の多い
生活スタイルでした。
その後、
木にふれる仕事がしたいと
京都のとある
木工所で約8年働きます。
そして
もっともっと木工家具について
深く学びたいとの想いから
ドイツへの
木工留学を果たします。
木工家具づくりの基本は
もちろんのこと
木工家具に対する
「プロの職人」たちの
「向き合い方」や
「考え方」にふれたことが
その後の前田さんの人生にも
大きく影響しています。
ドイツから帰国すると
2011年に
(株)Tanzen(ホームページ)
を立ち上げ
オーダーで
家具のデザイン・設計・制作などを
手がけていきます。
前田さんが
トコトン木工にこだわるのは
その手ざわりの良さ
心が落ち着く匂いなど
木にしか
醸し出すことのできない
魅力にほれ込んでいるから。
そして
木材に関しては
すべて
国産を使うというこだわり
を持たれています。
その背景には
日本の環境問題に
自分ならではの
やり方で貢献したいとの
想いがありました。
戦後の日本では
復興のために
たくさんの植林が行われました。
しかし
年月の積み重ねとともに
海外から
コストの安い木材が
日本に入ってくるようになると
国内で植林された木が
使われず手入れもされず
森が荒れ土壌が弱くなり
土砂崩れなどが
起こりやすくなっているそうです。
こうしたことにも
向きあっていきたいと
国産にこだわった
木工家具づくりを
推進されています。
こうした考え方なども
まさにドイツでの学びが
あったからこそだと
言われています。
ここで
(株)Tanzenで制作してきた
製品を
いくつかご紹介していきます。
とあるおうちのすべり台
とある住宅のキッチン
とある会社の応接室
東尋坊木陰プロジェクト
こうして「自分ならでは」の
こだわりを大切にして
人々にもやさしい
環境にもやさしい
活動を重ねる
前田さんのあり方
とても魅力的ですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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今週の名言 : 石田瞳さん(キッチンカー88/O(エイエイオー))
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未来をになう
子供たちのために…
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心にもやさしい
体にもやさしい
地球にもやさしい
こんな食を
世の中に届けたい
子供たちに届けたい
食を通して
未来の子供たちのために
貢献していきたい
そんな想いのこめられた
おにぎりが
とってもおいしいと評判の
おにぎりキッチンカー
「88/O」(エイエイ・オー)
を運営する
『石田瞳』
さんの言葉です。
福岡で
生まれ育った瞳さん。
「食」と「幼児教育」を
学べる大学に進学します。
修学旅行で訪れた
京都に憧れ、
嵐山の幼稚園に就職。
その後、結婚。
これまでの経験と
出産後のご自身の体験が
今の
おにぎりキッチンカーでの
活動と大きく結びついています。
出産後の瞳さんは
ホルモンバランスの崩れが
原因なのか
とってもネガティブな
毎日を過ごします。
そんな中にあって
外に出た方が
気持ちも晴れることに気づき
よく出かけていたのが
イベントやマルシェでした。
自分と同じような
悩みを抱えている
お母さんたちを
少しでも笑顔にしたい
そして
大好きな子供たちにも
笑顔になって欲しい
そんな想いから
2023年11月に
おにぎりキッチンカーを
立ち上げます。
「心にも体にも地球にも優しい」
をコンセプトに据えて
お米は減農薬。
おにぎりに使う具材は
ゴマ、おかか、昆布、
湯葉とちりめん、かしわなどを
出来る限り手作りで。
注文を受けてから握ります。
テイクアウトでは
プラスチックを一切使わず
竹の皮で
おにぎりを包みます。
卵を産ませるための鶏は
身が硬いので
食肉としてあまり流通せず
役目を終えたると、
処分されることもありますが
平飼いされ、
おからなどの
安全な食材をエサに
飼われたニワトリは、
味が濃くて美味しいはず。
一番人気の
「かしわ」のおにぎりで使うなど
最後まで命をムダにしない
ことを大切にされています。
京都亀岡を中心に
定期的にキッチンカーで
おにぎりの提供を行うほか
イベントなどでは
人気のおにぎりは
早々になくなってしまうことも
あるほどの人気ぶりです。
こうして
自分の「経験」をベースに
自分の「想い」をのせて
日々歩み続ける
瞳さんのあり方は
とても魅力的ですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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今週の名言 : 石丸直人さん(フードフォトグラファー) [その他]
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逆境の中で
心つかまれた瞬間が
人生の転機となる…
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毎年フランスで
開催される
「サロン・デュ・ショコラ・パリ」
では、
2012年、
日本で初めて
公式ガイドブックの
表紙を飾り、
2017年には、
世界の写真のコンペディション
「FINE ART PHOTOGRAPHY AWRD」
で入選。
同年にパリで
写真展を開くなど、
国内外で活動する
フードフォトグラファー
『石丸直人』
さんの言葉です。
石丸さんは
1978年生まれ
広島県で育ちます。
もともとは
撮影スタジオに勤務
洋服やインテリアなど
通販の切り抜き写真を
撮っていました。
その後、
独立して料理の写真などを
撮っていたある日のこと
有名なパティシエから
洋菓子の撮影を
依頼されたときに
石丸さんの
その後の人生に
大きく
影響を及ぼす出来事が
起こりました。
「写真は綺麗に撮れているけど、
全然おいしそうに見えない!」
パティシエに言われた
言葉の意味が分からずに
迷走する日々が続きます。
そんな中にあって
ある日、本屋で手に取ったのが
フレンチの巨匠
ピエール・ガニエール氏の
料理の写真でした。
最初にめくったページで
心臓を射抜かれます。
まさしく
アートそのものでした。
あー
自分もこんな写真が撮りたい!
この瞬間をきっかけに
本気でフードフォトグラファーの
道を歩む決意を固めます。
無味無臭、
無感触の平面に、
どうやって
「五感を刺激する」
エレメントを注ぎ込むか...。
来る日も来る日も
研究を重ねていきます。
こうした
努力の積み重ねがあって
今では
「音が聴こえる」
「食べ物が動いて見える」
「舌触りを感じる」
という、
"美味しい"評価を受け、
GODIVAや
ANAインターコンチネンタルホテル
三ツ星レストラン
などからも
絶大な
信頼と評価を受けています。
今回は
過去の作品をいくつか
ご紹介してみたいと思います。
FROZEN DOORという
冷凍食品専門店からの依頼
一つ一つが
手作りである冷凍食品であり
「冷凍食品は"冷たい"んだけど、
"あったかい"家庭の食卓を作るもの、
というイメージで写真を撮って欲しい」
あのフレンチの巨匠
ガニエール氏の依頼を受けた
撮影した料理の写真
人生の中で
誰にでも何度なく訪れる逆境
自分の心の感動を起点に
前を向いて歩み続ける
こうした
石丸さんのあり方、
とても魅力的ですね。
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