今週の名言 : 北村麻子さん(ねぶた師) [その他]
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前例がないなら
自分でつくればいい・・・
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東北三大祭の1つで
国指定重要無形民俗文化財
でもある
「青森ねぶた祭」
街を練り歩く
大型ねぶたは
幅9m・奥行7m・高さ5m
世界最大の
「ペーパークラフト」とも
呼ばれています。
2022年現在
14名存在するねぶた師の中で
唯一無二の
女性ねぶた師として
活躍されている
『北村麻子』
さんの言葉です。
麻子さんは1982年
青森県生まれ
地元の
公立高校を卒業すると
神社の巫女
接客業など
様々な仕事を行うも
なかなか自分にあっている
仕事が見つからない日々
20代半ばになったとき
「このままじゃダメだ」
と真剣に自分の生き方について
考えるようになります。
「たった一度の人生、
自分が好きなこと、
得意なこと、
を仕事にしたい」
こんな想いが強くなり
アート・デザイン関係の
仕事を探しますが
残念ながら見つからず。
そんなときに
第6代名人ねぶた師である
父親が足を悪くして
ねぶた師を
止めざるおえないのでは
といった状況に陥ります。
それでも
必死になって頑張り続ける父親
なんとそんな状況のなか
その父親が2007年に
ねぶた師にとっての最高賞である
「ねぶた大賞」を獲得
どん底から這い上がる
父の姿を目の当たりにして
父の代で
ねぶたを終わらせてはダメだ
との強い想いから
この道に入ることを
決意します。
しかしねぶた師の仕事は
大量のハリガネで
巨大なパーツを制作
トンカチ、のこぎりを使って
土台を作り、
さらには高所作業も多いため
危険が伴います。
毎年、夏に開催される
ねぶた祭りに向けて
1年かけて
準備が必要なため
体力も忍耐力も必要なため
多くの方から
次のような言葉を
頂きます。
前例がない、
女性には無理だ、
やめておけ、
・・・
それでもこうした
周りからの反対を
押し切り
25歳の時に
父親のもとに弟子入りします。
その後、
29歳のときに独立して
ねぶた師としての活動を開始
この道に入って5年目に
初めて最優秀賞を
獲得さするまでに成長。
元来、ねぶたは
男性的な力強さを
表現することを
求められてきました。
それでも麻子さんは
これまでの歴史を
大切にしながらも
自分の創りたいものを
素直に創って勝負したい
これまでのねぶたにない
新しい流れを
私の手でつくっていきたい
見てくれる人に
「私ならでは」のねぶたで
喜んでもらいたい
一緒にねぶた作りに
協力してくれるスタッフも
楽しみながら
ねぶたを作ってほしい
そんな幸せを感じたい。
日々こんな想いを抱きながら
活動を積み重ねています。
こうした麻子さんの
◆「自分らしさ」で勝負
◆前例は自分で作ればいい
考え方・あり方、とっても素敵ですね。
限りある人生
私たちも
麻子さんのような
生き方をしていきたいですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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2022-09-03 08:49
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