今週の名言 : 熊川智子さん(飼育員) [ビジネスパーソン (女性)]
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自分の経験は
必ず活きる…!
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中国をのぞくと
パンダの繁殖数として
世界一をほこる
和歌山県
アドベンチャーワールド
ここで
パンダの飼育員として
活躍し
今では
伝説の飼育員
レジェンド
と言われている
『熊川智子』
さんの言葉です。
幼少のころから
動物が大好きで
将来は飼育員に
なることが夢でした。
都内にある
動物の専門学校を卒業すると
動物の数の多さにひかれて
和歌山県にある
アドベンチャーワールドに就職
最初の1年は遊園地で接客
2年目からは
馬やポニー、カバなどの担当
そして10年目を迎えた
ある日突然転機が訪れます。
それは入社当時からの
念願だった
パンダチームへの異動でした。
しかし
パンダチームの仕事は
想像以上の激務
週に何度も竹林に入り
パンダのエサにする
ササを大量の刈り取り
水で泥などを洗い流す。
パンダ人気で
多くのお客様の長蛇の列
そんなお役様からの
クレーム
そして
春の繁殖シーズンには
連日24時間体制で
出産を見守ります。
そんな中、
無事に赤ちゃんパンダが
生まれた日の夜のことでした。
もう一頭、
わずか70gほどの
未熟児が産まれていましたが、
当直担当だった熊川さんは
日頃の忙しさと睡眠不足のためか
気づいてあげることができず
悲しいことに数日後に
息をひきとってしまいます。
このことが要因かは分かりませんが
これまで全く経験のない
営業に異動を命じられます。
自分が気づいて
あげられなかった悔しさと
小さいころから
飼育員になりたくて
この世界に入ったのに
飼育員をすることが
できなくなってしまった悲しさ
いっそのこと
会社をやめてしまいたい
そんな気持ちが
こみ上げてきます。
それでも
営業としての仕事を
続ける中で
あることに
気づくようになります。
これまでの自分の経験が
営業として活かせる
これまで
自分自身で気づかなかった
才能があることに気づく
お客さんに喜んでいただけて
やりがいがある
自分の意識を前向きに
とらえるようにすることで
仕事も
充実してくるようになります。
その後
広報の仕事をへて
これまでの実績がかわれ
再度
パンダチームに
しかも今度はリーダーとして
仕事を任されます。
しかし 20代女性7名の
パンダチームは
以前以上に
一人一人が
忙しすぎて疲れ切っている
ただただ目の前のことを
こなすだけ
ここで
熊川さんがリーダーとして
とった行動は
7名一人一人を よく観察し
その人の得意なこと
その人の好きなことに
気づいて
それを担当してもらい
思い切って任せてみること
地道に活動を続けていると
やがて一人ひとりに
やりがいと責任感が
醸成されていき
チームに一体感が
生まれていきます。
このチームこそが
難しいとされている
パンダの繁殖を
世界で最も成功させている
ことにつながっているのですね。
パンダの行動に気づくこと
メンバーの行動に気づくこと
自分に気づくこと
過去に
未熟児の出産に気づけなかった
ことをバネに
人一倍「気づくこと」を大切に
今日も飼育員として
活躍されています。
こちらをクリック頂ると幸いです。
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2020-09-12 08:57
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