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今週の名言 : 皆川明さん(デザイナー) [ビジネスパーソン (男性)]

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 「マイナス」も


 見方を変えれば「プラス」!


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落ちこぼれからの逆転を果たし


今や女性から絶大な人気を誇る


 

 

異色のファッションデザイナー


「皆川明」


さんの言葉です。


 


161105 皆川明さん ②.jpg

 


浮き沈みの激しいこの業界において


日本国内8か所に直営店を持ち


 

 

21年間で売上が下がったことは、


一度もないという。

 

 

その人気を支える理由のひとつが、


『オリジナル』デザインの




生地にまでこだわった


服を作ることにあります。


 

 


今でこそ、人気と実力を兼ね備え


日本を代表するデザイナーとして


活躍されていますが、

 

 

ここまでの道のりは

決して平たんなものではありませんでした。

 

 

時は高校卒業時にさかのぼります。

 

 

高校を卒業するというのに


進学先も就職する会社も決まっていない。


 

 


当時の皆川さんは、世間的には


まさしく落ちこぼれ状態でした。


 

 

このような局面にたたされた時、


皆さんはどのような行動をとりますか?


 

 


この状況をなんとか打破しようと


皆川さんは海外旅行に・・・


 

 


すると出かけた海外旅行先で


皆川さんに転機が訪れます。


 

 


現地で出会った人からの依頼を受けて


ファッションショーの手伝いを


することになった皆川さん。


 

 


生まれて初めて目にした


ファッションショーの素晴らしさに


思わず心を奪われます。


 


161105 皆川明さん ③.jpg

 

それまでファッション業界には

まったく興味などありませんでしたが、

 

 


ファッションショーを見た瞬間に、


自分の一生の仕事にしていこうと決意を固め、



日本へ帰国するや


服飾専門学校に通い始めます。


 

 


しかし、現実はそんなに


甘いものではありませんでした。


 

 


ここでも落ちこぼれとしての


敗北感を味わうことになります。


 

 


みんなが普通にできる


ポケットを縫うことですら


上手にできなかったのです。


 

 


通常であれば2年で卒業するはずが、


皆川さんは、結局、


3年かけて卒業することになりました。


 

 


しかし、


このような厳しい状況の中でも


皆川さんは自分が決めた


 

 


「ファッションの仕事を一生の仕事にする」


ことをあきらめることはありませんでした。




皆川さんの心の中にあったのは


「とにかく一貫してやり続けること」


 


161105 皆川明さん ①.jpg

 


ファッションの仕事を一生の仕事にするためには


周りと同じことをやっていてはダメだ。


 

 


ファッションのデザインだけではなく


生地のデザインにまでこだわった


そんなデザイナーになっていこう。


 

 


そう心に誓います。


 

 


とはいえ、当時の皆川さんには


お金もなければ、信用もない。


 

 


皆川さんがデザインしたオリジナルの生地を


製造してくれる業者すら見当たりません。


 

 


それでも何とかしたいと考えた皆川さんは、


給料なしで働く代わりに


 

 


自分のオリジナルの生地を製造してほしいと


頼み込み、生地メーカーで働き始めます。


 

 


一方で生活費を稼ぐために、


朝4時から午前中は魚市場で働くことも


いといませんでした。


 

 


当時、日々の睡眠時間は、


わずか3時間程度だったとか。


 

 


それでも服が売れない日々が続く中、


試行錯誤を繰り返し、


 

 


徹底して自分らしさを追求する中で


次第に現在の地位を築いていったのだとか。


 


 


さて、改めてここで


冒頭の皆川さんの言葉を思い浮かべてみましょう。


 

 


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 「マイナス」も


 見方を変えれば「プラス」!


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この言葉は、皆川さんの人生、


そして皆川さんのデザインの根底をなすもの。


 

 


皆川さんご自身、


世の中に認められるまでの期間は


 

 


どちらかというと


社会からは落ちこぼれとして


マイナスの存在と見られてきました。


 

 


しかし皆川さんはご自身のことを


決してマイナスに捉えていたわけではありません。


 

 


高校卒業時に、


進学も就職先も見つからなかった。


 

 


しかしそのことに対して悲観するのではなく、

自分の人生をしっかりと見つめる時間ができた。




自分としっかりと向き合うことで


将来の輝かしい自分になっていこう。


このように捉えています。


 

 


専門学校で技術がなかなか上達できないときにも


自分に対してマイナスに捉えるのではなく


自分はじっくりと物事に向きあうタイプ


 

 


だからこそ、ファッションの世界でも


頻繁に移り変わる流行を追いかけるのではなく


 

 


自分だからこそ、


長く丁寧に着て頂ける服を提供できる。


 

 


まさしく


意識の持ち方が大切であることが


伝わってきますね。


 

 


皆川さんは次のように言います。


 

 


世の中には、


マイナスしかもっていない事象など


1つも存在しない。




同じ事象でも見方を変えるだけで


マイナスにもプラスにもなるのだと。


 

 


皆川さんの手がけた生地の1つに


砂時計の柄があります。


 

 


皆川さんは


この砂時計に人の人生を重ねています。


 


161112 皆川明さん(デザイナー).jpg

 


一般的に砂時計は、


残りの時間が刻一刻と少なくなっていく


ことを表現するもの。


 

 


しかし、この砂時計も少し見方を変えると


時間(人生)の経過とともに


 

 


記憶や思い出、経験が積み重ねられていく。


これはとても素晴らしいこと。


 


 


お客様にもそんなカラフルな人生を


歩んで行って欲しい。


 

 


砂時計の上側を見るのか


砂時計の下側をみるのか



見方を変えるだけで


自分にとっての意味合いも異なってきますね。


 


161105 皆川明さん ④.jpg

 


このようなことを表現するものとして


「意味づけと解釈」


という言葉があります。


 

 


皆さんは、この言葉を


一度でも耳にされたことはありますでしょうか?


 

 

例えば、


自分は1つのことをするのに時間がかかる


 

 


意味づけと解釈の力を借りると、


自分は物事にじっくりと取り組める


 


例えば


自分は友達が少ない


 


 


意味づけと解釈の力を借りると


自分は1人ひとりの友達とじっくりとつきあえる


 

 


例えば、


自分は病気で他人と同じような生活を送れない


 

 


意味づけと解釈の力を借りると


人のやさしさや時間の価値を人一倍感じ、


心を磨き人生を大切に生きる力を身に着けている


 

 


例えば、


自分はいつも親や先輩に起こられてばかり


 

 


意味づけと解釈の力を借りると


成長するためのヒントをたくさんもらっている


 

 


例えば


学校のテスト。得意分野で点数が悪かった。


 

 

意味づけと解釈の力を借りると


得意分野だと思って安心していたが、


自分の知らない盲点に気づけて良かった。


 

 


このように普段の生活の中でも


意味づけと解釈


は様々な場面で力を発揮してくれます。


 

 


どんな人であれ強みもあれば弱みもあります。


どんな物にもプラスもあればマイナスもあります。


 

 


同じ物事に対して


そのプラスの面・マイナスの面の


 

 


どちらに目を向けることを習慣とするのか。


たったこれだけで人生が大きく変わります。


 

 


日本人は勤勉家が多く、


自分の時間を活用して、


 

 

資格取得に励んだり


英語の勉強をしたりする人が少なくありません。


 

 


このような知識やスキルを磨く勉強は


もちろん大切ではありますが




それ以上に人生にとって大切なことは


「意識を変える」


学びをすること。


 

 


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 意識が変われば行動が変わる


 行動が変われば習慣が変わる


 習慣が変われば人格が変わる


 人格が変われば運命が変わる


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ウイリアム・ジェームスの有名な言葉です。


最初に意識(心)がおかれていますよね。


 

 


このブログでは、


国内外で活躍されている方が


 

 


どのような意識の持ち方をされているのかを


具体的に紹介することで


 

 


皆さんに


意識を変えることの大切さを学んで


頂こうとの思いで書いています。


 

 

意識を変えることの学びの1つとして


意味づけと解釈の力を


今日から活用していきませんか・・・




そして


意識を変える学びが大切であることを


しっかりと心にとどめて実践していきましょう。


 





 


    
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