今週の名言 : 田中りみさん(漁師) [ビジネスパーソン (女性)]
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女性の職業にも、
漁師という選択肢を、
つくりたい…
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和歌山県との県境に近い
三重県熊野市にある三木島湾は
リアス式海岸の
奥に位置していることから
台風などの
悪天候の時も
風の影響を受けにくい
穏やか海で
年間を通して
安定した漁獲量が
期待されるため
昔から
定置網漁が盛んでした。
ここには
全国でも珍しい
女性だけの
定置網漁師がおり
そのリーダーとして
舵を取っている
『田中りみ』
さんの言葉です。
りみさんは
1979年熊野市の生まれ
幼少の頃から
父親が漁に出る姿をみて育ち
いつか自分も
漁師になりたいという
願望を
抱くようになります。
しかしながら
日本全国の漁師界隈では
女性は船に乗せない
という習慣があり
もちろん父親も大反対。
やむなく
漁師をあきらめて
上京し
いくつかの
職を経験したのち
飲食店を展開する企業
「ゲイト」に入社します。
この企業は
熊野市に水産物の
加工場を持っており
りみさんも
Uターンをして
下降スタッフとして
働き始めます。
そんなある日のこと
たまたま加工場に
視察に来た社長に打ち明けます。
私、
本当は漁師になりたいんです!
その言葉を
しっかりと受け止めた社長は
地元の漁協に
掛け合ってくれました。
いつまでも昔の風習に
こだわっているのは時代遅れだ。
女性が
漁師でもいいじゃないか。
りみさんの想い、
社長の想い、
が受け入れられ
りみさんの
幼少の頃からの
夢が叶うこととなりました。
とはいうものの
男性でも大変だと言われる
漁師の仕事。
りみさんは
男性に追いつくのではなく
女性ならでは、
女性だからこそ、
の視点から
漁師を目指そうと
試行錯誤を重ねます。
市場での商品価値が
ないとの理由で
廃棄され続けてきた魚を
ゲイトの加工場に持ち込み
加工品として
販売するルートを開拓し
2022年には
農水省から賞を頂いたり
男性が漁に出るときの
10分の1サイズの
定置網を整えて
女性だけで
漁に出ることができる
体制を整えると
私も体験させてほしいと
全国の女性から
問い合わせが
来るようになります。
さらには
この10分の1サイズの
定置網を活用して
全国の
高校生たちを対象に
定置網漁
魚の調理
新鮮な魚の食べ比べ
といった体験企画を行っており
大好評となっています。
女性にも
漁師という選択肢を
つくりたい。
若い人たちに
漁師の魅力・魚の魅力を
知ってほしい。
1年中 魚と向きあう
りみさんの楽しみは
浜崎あゆみと
ソフトボール観戦
だそうです。
自分の心が豊かになる
こうしたりみさんの生き方
とても魅力的ですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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2023-11-30 17:50
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