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今週の名言 : 田中りみさん(漁師) [ビジネスパーソン (女性)]

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女性の職業にも、


漁師という選択肢を、


つくりたい…


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和歌山県との県境に近い

三重県熊野市にある三木島湾は



リアス式海岸の

奥に位置していることから



台風などの

悪天候の時も



風の影響を受けにくい

穏やか海で



年間を通して

安定した漁獲量が

期待されるため



昔から

定置網漁が盛んでした。



ここには

全国でも珍しい



女性だけの

定置網漁師がおり



そのリーダーとして

舵を取っている



『田中りみ』

さんの言葉です。



231202 田中りみさん ①.gif


りみさんは

1979年熊野市の生まれ



幼少の頃から

父親が漁に出る姿をみて育ち



いつか自分も

漁師になりたいという



願望を

抱くようになります。



しかしながら

日本全国の漁師界隈では



女性は船に乗せない

という習慣があり

もちろん父親も大反対。



やむなく

漁師をあきらめて

上京し



いくつかの

職を経験したのち



飲食店を展開する企業

「ゲイト」に入社します。



この企業は

熊野市に水産物の

加工場を持っており



りみさんも

Uターンをして



下降スタッフとして

働き始めます。



そんなある日のこと

たまたま加工場に

視察に来た社長に打ち明けます。



私、

本当は漁師になりたいんです!



231202 田中りみさん ②.gif


その言葉を

しっかりと受け止めた社長は



地元の漁協に

掛け合ってくれました。



いつまでも昔の風習に

こだわっているのは時代遅れだ。



女性が

漁師でもいいじゃないか。



りみさんの想い、

社長の想い、



が受け入れられ

りみさんの



幼少の頃からの

夢が叶うこととなりました。



とはいうものの

男性でも大変だと言われる

漁師の仕事。



りみさんは

男性に追いつくのではなく



女性ならでは、

女性だからこそ、



の視点から

漁師を目指そうと

試行錯誤を重ねます。



市場での商品価値が

ないとの理由で

廃棄され続けてきた魚を



ゲイトの加工場に持ち込み

加工品として

販売するルートを開拓し



2022年には

農水省から賞を頂いたり



231202 田中りみさん ③.png


男性が漁に出るときの

10分の1サイズの

定置網を整えて



女性だけで

漁に出ることができる

体制を整えると



私も体験させてほしいと

全国の女性から



問い合わせが

来るようになります。



さらには

この10分の1サイズの

定置網を活用して



全国の

高校生たちを対象に



定置網漁

魚の調理

新鮮な魚の食べ比べ



といった体験企画を行っており

大好評となっています。



231202 田中りみさん ⑤.png


女性にも

漁師という選択肢を

つくりたい。



若い人たちに

漁師の魅力・魚の魅力を

知ってほしい。



1年中 魚と向きあう

りみさんの楽しみは



浜崎あゆみと

ソフトボール観戦

だそうです。



231202 田中りみさん ④.png


自分の心が豊かになる

こうしたりみさんの生き方

とても魅力的ですね。





こちらをクリック頂けますと幸いです。

    
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