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今週の名言 : 石原和幸さん(庭園デザイナー) [その他]

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花を売らずに


夢を売る…


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世界最高峰の

園芸コンテスト



チェルシーフラワーショーで

8年連続を含む

11度のゴールドメダルを受賞し



今は亡き

エリザベス女王からは



緑の魔術師



と称された

庭園デザイナー



『石原和幸』

さんの言葉です。



230715 石原和幸さん ④.png


石原さんは

1958年長崎の生まれ



長崎に原爆が投下されるも

稲佐山に護られ

ご両親は最悪の事態を免れます。



それでも

食べていくことに必死の日々のなか



父親は

畑を借りて農業

酪農などを



行うも

なかなかうまくいかず



不退転の強い気持ちをもって

花を育てて販売するように

なっていきます。



そんな父親の姿を見て

このさき自分が花の道に入ったら

手伝えるなと思い立ち



22歳で「池ノ坊」に入門。

花を扱う基礎を



しっかりと

身につけていきます。



230715 石原和幸さん ②.gif


そして

その後独立され

花の路上販売を始めます。



しかし現実はとても厳しく

花が1本も売れなければ



今日のご飯は食べれない

そんな日々の繰り返しでした。



そんなある日のこと

ひとりの男性から電話が

かかってきます。



実は今日、

自分の彼女の誕生日なのだけど

仕事でどうしても動けなくて。



それで、

3,000円分の花束を

何とか届けてもらえないだろうか・・・



あまりにも切実な声に

何とか届けてあげたい!



との思いから

長崎から車で3時間かけて

花を届けると



その彼女が

いきなりわーっと

感動して泣いた姿を見て



石原さんも

思わず泣いてしまったそうです。



こんなに人に喜んでもらえる。

こんな素晴らしい仕事につけて

なんて幸せなんだろう。



こうした感動的な

エピソードが山ほどあるそうです。



230715 石原和幸さん ③.gif


まさに冒頭の言葉

花を売るのではなく

夢を売る

ですね。



社会人の皆さんの中でも

ただ単にお金を稼ぐために

仕事をしているのか



その仕事を通して

お客様に喜んでもらえることを

大切にしているのかによって



仕事への向き合い方や

日々の充実度も

大きく異なってきますね。



石原さんは

その後順調に収入を増やし



多いときには

数十店舗の店を

展開していきますが



やがてバブルが崩壊!

花が売れない時代に突入 !



残ったのは

8億円もの負債でした。



普通に考えると

こんな莫大な借金に

人生真っ暗となりがちですが



石原さんは

花が売れないなら

庭造りにシフトしていこうと



必死の思いで庭造りの

技術を磨いていきます。



そして

大きな仕事を受注するためには

大きな勲章が必要だと考え



世界最高峰の

ガーデニングコンテストである



チェルシーフラワーショー

にチャレンジ。



230715 石原和幸さん ⑤.png


多額のお金が必要な大会。

自宅を担保に入れるなど

本気の挑戦でした。



こうした本気の努力が実り

最初の年の結果は見事に銀賞。

その後は立て続けに金賞を受賞。



こうして

その実力が少しずつ

知れ渡るようになると



大きな仕事を

依頼されるように

なっていきます。



渋谷ハチ公前庭園

羽田空港第一の花の楽園

・・・



石原さんの

これまでの人生を 振り返ってみると



どんな局面でも何とかなる

といったポジティブな考え方や

チャレンジ精神



その道での

技術・実力を磨くこと



そして

その技術をお客様の

感動・共感・感謝につなげること



こうしたことが

土台にあることが

伝わってきます。



230715 石原和幸さん ①.png


こうした

あり方・考え方は



私たちも

ぜひ参考にしていきたいですね。





こちらをクリック頂けますと幸いです。

    
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