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今週の名言 : 南谷かおりさん(国際診療科医師) [その他]

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教科書が


正しいとは限らない…


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言葉の通じない

異国の地での

通院や手術・・・



恐らく多くの方が

不安を感じずには

いられないことでしょう。



そんな状況を

少しでも打破しようと



言葉の壁を越え

癒しと安心を

届けたいとの思いから



外国人患者受け入れの

専門チームである



りんくう総合医療センター

国際診療科をたちあげ

その責任者をつとめる



『南谷かおり』

さんの言葉です。



230701 南谷かおりさん ①.png


南谷さんは

1965年大阪生まれ。



父親の転勤で

小学校6年生の時に

ブラジルへ移住。



言葉も通じない

友達もいない

・・・



なんでこんな国に

来てしまったんだろう



親を責める

日々を過ごされます。




しかしこれから

・自分はどうあるべきか?

・何が本当か?

と考えたときに



それでも
こうした環境をバネにして


 

自身の成長に

つなげていきたいとの想いから



勉学と実習に励み

リオの公立病院に合格



230701 南谷かおりさん ③.png


しかし

南谷さんは外国籍のため



正規の署員には

なれないことが分かり

日本に戻ることを決意



日本の医師免許を

取得するために



改めて

日本の大学に通い



ブラジル医師免許を

取得してから8年後



31歳のときに

日本の医師免許を

取得されています。



南谷さんが

医師としての仕事を始めた

りんくう総合病院は



関西国際空港からも近く

もともと在留外国人の方も多く



外国人の患者が多いことが

特長でした。



そんな中にあって

外国人の患者さんも

病院の医師たちも



なかなか思うような

コミュニケーションがとれず

苦労していたところに



きちんと

外国人の方々を

診療できる国際部門を

作ることとなりました。



現在は、

英語・中国語・ポルトガル語

・スペイン語などに対応し



一緒に手術に立ち会い

先生の言葉を患者さんに伝える

患者さんの思いを先生に伝える



買い物や食事

入院中のお困りごとの

サポート・・・



などスタッフの方々は

幅広いサポートをされています。



230701 南谷かおりさん ②.gif


今では自分の経験を

このような職場で

活かし貢献したいと



元CAの方

元一般企業で海外駐在経験の長い方

・・・



が想いをもって

日々活動されています。



手術中には

とある外国人患者は



国際診療科のスタッフの手を

ずっと握りしめている



退院するときには

大きな涙を流しながら



ハグをして病院から

出て行かれる



国際診療科のスタッフの

皆さんのサポートが



どれだけ

外国人の患者さんの



精神的な不安を

和らげていたのかが

伝わってきます。



230701 南谷かおりさん ④.png


南谷さんは

こうした活動を



もっと

全国に広めたいとの想いから



要望があれば

その地に飛んでいき

講演活動などをされています。



その中で

必ず伝えていることが

冒頭の言葉



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教科書が

正しいとは限らない…

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教科書には

医師の言った言葉を



そのまま正確に伝えること

と書いてあるが



それは間違いだと

伝えています。



目と目で

コミュニケーションをとるからこそ

伝わってくる患者さんの気持ち



なども分かったうえで

医師の言葉を



患者さんに「伝わる」伝え方

不安を和らげる伝え方

が大切だと・・・




自分の人生にとって

患者さんにとって



何が本当か?



そんな視点で

歩み続けてきた



南谷さんならではの

考え方を発信ですね。



教科書も先生も親も

まわりの大人たちも



すべてが正解の人など

いませんね。



自分にとって何が本当か?



最後は自分を信じて

前に進んでいきたいですね。







こちらをクリック頂けますと幸いです。

    
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