今週の名言 : 小林徹さん(造園職人) [ビジネスパーソン (男性)]
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くどくしつこく、
コツコツと…
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植物と語らうようにして
創る庭には
草花の命があふれ、
現代の名工
黄綬褒章
など
多くの称号を
最年少で総なめにするなど
あまたの栄誉を
手にしながらも
誰よりも泥臭く
何度も修正を繰り返す
造園職人であり
(株)エコグリーン設計
社長をつとめる
『小林徹』
さんの言葉です。
小林さんは1971年
埼玉県深谷市で造園業を営む
家に生まれます。
埼玉県立
羽生実業高等学校(商業科)を
卒業すると
そのまま実家の造園業で
仕事を始めます。
向上心も高く
メキメキと腕を磨いていきますが
お客さんからは
その技術ではなく
家の仕事を
引き継いでいくことばかりに
関心が向けられることに
嫌気がさしたこと
自分の実力を試してみたいという
想いが高まったことに加え
この先
和風庭園だけでは
お客様のニーズに対応できない
との想いから
25歳の時に独立を決意
勘当同然で家を出ます。
ところが
現実はそんなに甘くは
ありませんでした。
1件1件
仕事の依頼を求めて
各ご家庭を訪問するも
仕事はほとんど頂けず
独立後2年間は 3万/月ほどの
収入という日々が続きました。
そんな中にあって
単に剪定・庭づくりが
できるだけの造園職人など
世の中にごまんといる
もっと「自分らしさ」を
磨いていく必要があると考え
デザイン
土木工事
技能士
施工管理技士
配管
電気工事
・・・
などの資格を
取り続けていきました。
どんなに小さな仕事でも
受けられるようにとの想いでした。
そして独立してから
2年目がたった1月1月の夜
スーパーの駐車場にたてられた
ポールの修理の依頼が舞い込みます。
元日の夜で
誰も引き受けてくれる
業者がいない中
小林さんは
すぐに現場に向かい
その日のうちに修理を完了
これがきっかけとなり
決して仕事をことわらず
あらゆる技術にたけた
すごい職人がいると
じわじわと口コミで
広がっていきます。
やがて大きな仕事も
増えていく中で
独立をしてから
10年目の時に
小林さんに思っていない
出来事が起こってしまいます。
それは
最も信頼していた社員が
会社の重要データを
すべて持って
逃げてしまったのです。
信頼していた人からのうらぎり
張りつめていた糸が
プツンと切れてしまいます。
次第に体に変調をきたすように
なっていきました。
・周りの人と会話ができない
・食事がのどを通らない
・めまいや立ちくらみ
・・・
「うつ病」でした。
以下の動画でも紹介がされています。
そんな中にあって
唯一の救いが
やはり造園でした。
造園に向き合っている瞬間は
過去のことを忘れ
目の前のことに集中できる時間
こうして
一歩一歩前を向いて
歩いていきます。
小林さんは
現在では35の資格を持つも
もともと頭悪いから
20回以上も試験に落ちてきた、
大事なのは継続と
後輩たちに指導されています。
また造園業は現場仕事
ということで
毎日のランニング
ジムでの筋トレ
食事も朝は右手・夜は左手
・・・
様々なこだわりを
日々継続されているようです。
仕事の中でも
以前に手がけた場所の
近くを通ると
必ずその現場に
立ち寄って
自分の剪定や工事が
適切だったのかを
確認し修正する作業を
怠りません。
こうした
小林さんの生き方が
まさに冒頭の言葉
くどく、しつこく、
コツコツと
がとてもよく
伝わってきますね。
自分らしさを
磨き発揮させるための
継続・習慣の
とても分かりやすい
生き証人。
これからも
頑張って頂きたいと思います。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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2021-12-04 08:08
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