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今週の名言 : 山岡朝子さん(雑誌編集長) [ビジネスパーソン (女性)]

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私たちの


伝えたいことは何…!?


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民事再生法の適用を

申請するほどの



存続の危機にあった

出版社から



編集長として

ヘッドハンティングされ



2年連続で

雑誌の売り上げをV字回復



今では

10万部で大ヒットと

言われる中にあって



通販のみので

38万部を売り上げる女性誌

ハルメクの編集長



『山岡朝子』

さんの言葉です



220129 山岡朝子さん ①.png





山岡さんは

1974年大阪府の生まれ



小さい頃は

文学全集を読破するほど

本が大好きな少女でした



大阪大学を卒業後は

大手出版社

「主婦と生活社」に就職



43歳の時に

低迷していた現在の会社に

ヘッドハンティングされ転職



しかし入ってみると

状況は想像以上に深刻でした。



山岡さんが任されたのは

20年以上続く

50歳以上をターゲットとした雑誌



一定のファンはいたものの

購読者数は過去最低を

更新し続けていました。



さらには

その低迷の責任を巡って

社内では部門同士が対立し

まさに悲壮感が漂っていました。



220129 山岡朝子さん ③.gif


長い人生の中では

うまくいかないことなんて

たくさんあるのに



過去ばかりを見ている社員

他人のせいにばかりしている社員



自分たちの経験したことのない

50歳以上の読者を

ターゲットとしているのに



きっと腰が痛いはず

きっとシワが気になるはず

もっと節約したいはず

・・・



自分たちの勝手な

思い込みだけで

仕事を進めてしまう社風



こんな風潮に疑問を抱き

とにかく以下の2つのことに

徹底的にこだわります。



①読者層の方々のことを

 徹底して知ること



②その読者に対して

 私たちが伝えたいメッセージが

 伝わること



どちらも

ごく当たり前のことに

聞こえますが



見方を変えると

世の中のほとんどの会社で



実践できていないといっても

過言ではなさそうです。



毎月読者から届く

3,000枚のハガキを

読み込み



どういったことに

関心があるのか



ネット調査

対面調査を重ねることで



自分たちが思っていたのとは

異なる読者の本質が

見えてきます。



さらに組んだ特集を

どのように伝えたら

読者の心に刺さるのか


 

使う表現・言葉の工夫

文字の大きさや配置

写真の魅せ方

・・・



雑誌のコンセプトを

シニア向け雑誌から



大人の女性へのタブレター

大人の女性向け雑誌



へと変換し

手に取りやすい価格で

提供されていることにも

思わず納得ですね。



220129 山岡朝子さん ④.png


山岡さんは

おもしろかった・役に立った

ではつまらない



目指すのは、

感動した・すごい・びっくりした



こんな雑誌を提供し続けたいと

言われています。



通常の雑誌では

調査~出版までで3か月の

スパンで行いますが



ハルメクでは

調査に多くの時間・工数をかけ

のべ6か月のスパンで行うそうです。



そのプロセスの中では

うまくいかないことの連続



こんな中で生まれた

直近での人気の高い特集の

一例をあげておきましょう。



・ケガをしない家づくり

・白髪をきれいに見せるグレイヘアー

・スマホ操作の基礎(写真撮影など)

・一生自分の足で歩く

・・・



こうした

これまでの人生を振り返り



素敵なビジネスパーソンだなと

思える人として

次のように述べられています。



うまくいかないことや

ちょっとしたミス・失敗は

世界中の誰にでもあるもの



そんなときに

自分を責めるのではなく



新しいやり方

新しい考え方を探して

少しでも前に進めようとする人



それを

「笑顔」でできる人。



220129 山岡朝子さん ②.png


ビジネス活動では

もちろんのこと



日々の私生活の中でも

こんな自分でありたいですね・・・







こちらをクリック頂けますと幸いです。

    
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