今週の名言 : 竹下義樹さん(全盲弁護士) [ビジネスパーソン (男性)]
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僕の性格は、
諦めが悪いこと
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中学の時
所属していた相撲部での
ぶつかり稽古が影響し
網膜剥離で失明
その後
数々の苦難を乗り越えて
9度目の司法試験に合格し
日本人初の全盲弁護士となり
障害者や生活困窮者に
向き合い続けている
『竹下義樹』
さんの言葉です。
中学の時に
失明すると
高校は
石川県立盲学校に入学し
針灸、指圧、
按摩マッサージなどを学びます。
しかし
高校2年から3年生にかけて、
旧友たちと進路について
話をしていると
大学に行く子、
就職する子、
いろんな進路があるのに、
自分だけ
鍼灸マッサージの選択肢しか
ないことに愕然とします。
そこで
これまで全盲の人が
実現したことのない
弁護士
を目指すことを決意します。
しかし9回目での
司法試験合格までには
この場だけでは
お伝えしきれないほど
たくさんの
紆余曲折がありました。
今回はその中から
3つに絞りその内容を
紹介していきます。
まず1つ目は、
当時、全盲の人は司法試験を
受験できませんでした
何度もアポなしで
法務省を訪れ全盲の人への
受験資格を訴えますが
法務省の役人からは
つれない返事のみ。
まるで障害者が
お荷物扱いされているようで
くやしくてたまりません。
それでも 人を助ける
人間になりたい
障害者のような
1人の小さな声であっても
大事にできる
弁護士になりたい
そんな想いで頑張っていると
友人たちが
応援の輪を広げるための
冊子を次々と作り
学生や市民、法務省へ
送り続けていると
ついに夢が叶い
全盲の人の受験が
認められました。
次に9回目での
司法試験合格までの
紆余曲折の2つ目です。
1回目、2回目ともに試験不合格
この原因は明らかでした。
目で文章を読むのと
点字で読むのとでは
2~3倍程度の
スピード差があると
言われています。
竹下さんのことを
応援してくれていた
先輩弁護士の方が
マスコミに訴えようと
提案してくれたことが
きっかけとなり
3回目の試験からは
時間延長での受験が
認められます。
とはいうものの
当時の司法試験合格率は
わずか2%
点字用の教材も
ほとんど皆無
ここでも仲間たちが
竹下さんを助けてくれます。
六法全書などの法律書などを
全部点字に起こし
その数なんと200冊
いかに
竹下さんの熱い想いが
周りにも伝わっていたかが
分かりますね。
そして9回目での
司法試験合格までの
紆余曲折の最後3つ目です。
家計が火の車!
当時、
結婚されお子さんも二人
毎日マッサージの
アルバイトを何時間も
やりながら
受験勉強を
続けるも
時間が足りない
生活費が足りない
そんな中でも
「夢をおいかけてほしい」
という奥様の強い後押しが
竹下さんの
頑張りにつながっています。
後年、
ご自身の人生を振り返り
次のように語られています。
日本全体が
障害者に偏見を持っている
時代だった
障害者だって
努力すれば夢が実現する
環境を作りたかった
とにかく
あきらめの悪いところが
僕のいいところ(?)
挑戦こそが
我が人生
自分の病気や障害で
自分に自信を持てなかったり
マイナス思考に
なってしまったり
ときには悩んだり
人生をあきらめたり
している人も少ないと思うが
自分がやりたいことを
いかにやるか
で考えた方が
人生は楽しいよ。
竹下さんの合格以降
新たに3名の
全盲弁護士が
誕生されています。
ぜひ皆さんも
竹下さんのメッセージを
胸に
自分の夢を抱き
いかに実現するか
そんな
人生を歩んでいきたいですね
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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2021-08-21 08:37
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