今週の名言 : 山田勝治さん(西成高校校長) [その他]
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ゴールは
幸せになること…
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10年連続
就職内定率100%
生徒の
学校生活満足度90%以上と
大阪府内トップクラス
現在では
大阪府の定めた
エンパワーメントスクールとして
全国の教育関係者からも
注目を集めている
大阪府立西成高校
校長を務める
『山田勝治』
さんの言葉です。
山田さんは
2005年に教頭として
西成高校に赴任します。
赴任当時の西成高校は
生徒たちのタバコが常態化
暴力やケンカ
年間の中退者も
多い年で100人と
とてつもなく荒れにあれており
大阪府内の高校で
最も絶望的な
教育困難校でした。
生徒と先生の信頼はゼロ
どれだけ熱心に教えても
生徒たちの関心はゼロ
山田さんは
心が折れそうになりながらも
生徒たちに寄り添おうと
休みがちな子供たちの家庭を
年間600件訪問してみると
そこには「貧困」が
大きく関わっていることに
気づきます。
親の育児放棄
親が子供を残し家出
母子家庭で経済的に苦しく
2日に一回しか食事がとれない
学校どころではない
そんな生徒たちが
大半だったのです。
いま日本では
子供の貧困が問題となっています。
1日の食事がカップラーメン1個
教育が受けられない
衣食住がままならない
ワーキングプア
ネットカフェ難民・・・
13.5%
つまり7人に1人の割合で
子供が「貧困」のために
苦しんでいるのです。
西成高校は
そんな日本の貧困問題の
縮図のような場だったのです。
さらに
この貧困が次世代の貧困を生む
貧困連鎖へと
つながっていってしまいます。
こんな現実を目の当たりにした
山田さんは
学校内でプロジェクトを立ち上げ
新たに始めたのが
「反貧困学習」
でした。
国語や算数といった
授業するのではなく
貧困に対するあきらめから
脱却するための
生きる力を
教えることにしたのです。
実際に先輩たちに起きた
トラブや悩みを題材に
不当解雇など
ブラック企業との戦い方
女性の人権問題
シングルマザーで
受けられる地域のサポート・・・
それまで授業に
全く見向きもしなかった
生徒たちの反応が
変わっていきます。
親が子供を捨てて
出ていってしまった
生徒のために
山田さんが
保証人となり
生活保護を受けて
一人でアパートに
住めるような交渉を
区役所と行ったり
地域の330社を
先生たちで手分けして
生徒たちが安心して
働けるような職場を探しだし
あっせんする
さらには 授業の中でも
人生設計について
しっかりと考えさせ
生きる勇気を
与えたりなどもされています。
このような積み重ねがあって
冒頭のような実績に
つながっているのですね。
国で定められている
授業を放棄する勇気
生徒のために
新しいチャレンジをする行動力は
とても素晴らしいですね。
さて皆さんはいかがでしょうか?
親が言うから
上司が言うから
友達が言うから
ということを理由に
あきらめていることは
ありませんか。
人生のゴールは、
「自分が幸せになること!」
ぜひ自分の想いに素直に
挑戦をしていきましょう。
こちらをクリック頂ると幸いです。
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2021-02-13 09:23
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