今週の名言 : 李 承信さん(プロラグビー選手) [スポーツ (男性)]
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日本代表に「なりたい」
ではなく「なる!」・・・
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2023年
ラグビーワールドカップ
フランス大会
日本のラグビー史の中で
韓国籍として
初めて
日本代表の座を
獲得したラグビー選手
『李 承信』
さんの言葉です。
李さんは
在日韓国人3世として
2001年
兵庫県神戸に
3人兄弟の末っ子として
生まれます。
父親の影響をうけて
ラグビーを始めたのは
4歳のとき
今こうして
日本を代表する
ラグビー選手として
活躍する姿を見ていると
順風満帆なラグビー人生を
歩んできたかのように
見えますが
その実態は
全く逆でした。
ラグビーの練習に
明け暮れていた
小学校6年生のとき
「ワールドカップに
でるんやで~」
といつも
応援してくれていた
大好きだった母親が他界。
奇跡が起こることを祈り続けたが
奇跡は起こりませんでした。
信じたくなかった。
現実を受け止めるのに
かなり時間がかかった。
それでも
ワールドカップに出るという
母親との約束を
必ず果たす
という強い想いのもと
ラグビーの練習を重ねた結果
大阪朝鮮高校では全国大会に出場
高校日本代表の主将も務めるまでに
成長していきます。
その後多くの大学から
スカウトがくる中
ラグビー強豪校として名高い
帝京大学に進学するも
日本代表に選ばれるため
さらなる成長を目指すとして
大学1年生(19歳)のときに
自主退学し
ラグビーの本場
ニュージーランドへの
留学を志します。
ところが、
李さんにとっては
予想だにしなかったことが・・・
なんと新型コロナの影響で
留学が叶いませんでした。
すでに大学を退学しており
所属チームもなく
近くの公園で
毎日一人孤独に練習
自分のふがいなさに
悶々とする日々
それでも
自分のラグビー人生を
ここで終わらせたくない
母親との約束を必ず果たす
との想いのもと
一人練習を継続して
9か月の時が
経とうとしていたときに
日本を代表する
クラブチームである
コベルコ神戸スティーラーズ
より声がかかり
ようやく
集団での練習
試合への参加
といった環境に
身を置くことが出来るように
なりました。
ところが
李さんには
更なる
試練が待ち構えていたのです。
クラブチーム日本一を決める
大会でのとある試合中でした。
相手選手に
タックルに行ったときに
不運にも
敵チームのある選手のヒザが
李さんの顔を強打してしまい
眼窩底骨折
今度は怪我のために
練習ができなく
なってしまったのです。
これまで同様に
苦しいことがあっても
叔母や仲間たちが
いつもいつも応援してくれた
いつもいつも勇気を与えてくれた
こうして自分を支えてくれた
人たちのために
という想いを原動力に
自分を奮い立たせ
前を向いて歩み続けた結果
念願だった
日本代表の座を見事に獲得
その後も
韓国籍だからという理由で
李さんが
日本国家を斉唱することに対して
良くないことをいう人や
メディアもある中で
自分を応援し続けてくれている
人のために自分は頑張ると
決意を新たにされています。
李さんは
ここまでの人生を振り返り
次のように語られています。
どんなチャレンジも
スキルや能力・技術もさることながら
気持ちが大事
○○したい
○○できたらいいな
ではなく
必ず○○する
こういった
気持ちこそが大事
李さんの場合は
その気持ちの原動力として
今は亡き母親をはじめ
周りの方への『感謝』が
あるのですね。
どんな人にも
無限の可能性が秘められています。
そう、私にはそんな可能性なんて無い。
と思い込んでいるあなたにも。
その可能性の芽を
強い気持ちを持って
開花させていきましょう。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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