SSブログ

今週の名言 : 節政健一さん(オープンウオータースイマー) [スポーツ (男性)]

スポンサードリンク




                   


やらない後悔より、

やって後悔!


                   

 


「オープンウオータースイマー」


この言葉を初めて聞いた!


という方も少なくないのではないでしょうか。


 

 


スイマー=水泳選手と聞くと


プールの中でタイムを競い合っている様子が


頭の中に浮かんできますよね。


 

 


しかし、


このオープンウオータースイマーというのは


 

 


プールの中ではなく、


海や川など自然の中で行われる


水泳競技の選手のことをさしています。


 

 


冒頭の言葉は、


オープンウオータースイマーの中でも


 

 


日本を代表する実績と熱い情熱を兼ね備えた


「節政(せつまさ)健一」


さんの言葉です。


 


161001 節政健一さん ③.jpg

 


節政さんが世界の注目を集めたのは2012年。


津軽海峡、単独横断成功の時でした。


 

 


7時間30分


津軽海峡を泳いで横断するだけも大変なことですが、


なんと当時の世界最速記録での完泳。


 

 


実は、この津軽海峡


世界最高難度の7海峡(オーシャンセブン)の


1つとして位置づけられており、


 

 


その距離、実に30kmを


わずか7時間30分で完泳してみせたのです。


 


161001 節政健一さん ④.jpg

 


世界トップの記録を樹立するほどの


実力者である節政さんですが、


 

 


幼少の頃は、意外にも運動音痴だったとか。


この運動音痴を何とかしたいということで


5歳の時に始めたのが水泳でした。


 

 


その後は周囲の大人たちが驚くほどに


メキメキと実力をつけていき


全国大会への出場も果たすほどに成長していきます。


 

 


しかし、ある時期からパタッと記録が伸び悩み


残念ながら競泳を続けることをあきらめるという


挫折を経験することに・・・


 

 


競泳をあきらめてから数年がたったある日、


あるテレビ番組をみていた節政さんに


すさまじい衝撃が走ります。


 

 


それは


障害者が水泳で津軽海峡横断に


チャレンジするというものでした。


 

 


節政さんは、当時のことを振り返り


番組を見ていて胸が震えたといいます。


 

 


もう一度水泳で挑戦をしよう!


競泳ではなく、オープンウオーターで。


 

 


そもそも水泳を始めた当初は


速く泳ぐことではなく


 

 

ゴールにたどり着くことを目標としていたし、


それが楽しかったはず。


 

 


オープンウオーターはまさに


ゴールにたどり着くことが目標!


 


161001 節政健一さん ②.jpg

 


2012年津軽海峡を


当時の世界記録で完泳すると


 

 


次に目指したのは、何と、


日本人初となるドーバー海峡”往復”!


 

 


片道を完泳することさえ厳しいとされる


ドーバー海峡を往復で完泳することを目指します。


 

 


直線にして片道34㎞/往復で68km


海流などの影響もあり、


 

 


実際には100kmほどを24時間かけて


一度も船や陸にあがることなく


一気に泳ぎ切ることを目指します。


 

 


このスポーツは、体力はもちろんのこと


単調な泳ぎを何時間も続ける必要があるため


 

 


体力と同時に”強い精神力”も求められます。


受験勉強や社会人での下積み時代とも重なります。


 

 


時は、2016年7月、


いよいよこの挑戦が行われました。


 

 


不運にも当日は天候に恵まれず、


伴走する船も大きく揺れるほど


波が高いという最悪の条件。


 

 


決死の覚悟での挑戦となりました。


 

 


まさしく”必死”の思いでひたすら泳ぎ続けます。


しかしながら、波の高さ・潮の流れなど悪条件が重なり


 

 


24時間以内の往復完泳は無理だという


ドーバー海峡を熟知した船長の判断により復路を断念。


 

 


スタートから12時間42分


海峡を横断しフランスの岸辺にたちすくみます。


 

 


ドーバー海峡往復を夢みてきた


節政さんは今回の挑戦に対して次のように


述べています。


 

 


今回の結果に”満足”はしていない。


しかし今回の結果に”納得”はしている。




なぜならば、


自分なりに精一杯やったという自負があるから。


 


161001 節政健一さん ⑤.jpg

 


ドーバー海峡往復への挑戦は


一回限りと決めていた節政さん。


 

 


大きな夢がなくなってしまい


ぽっかりとあいてしまった心の穴の中に


 

 


この先、何がこの穴の中につまるのか?


この先、水泳で何を目指していくのか?


 

 


節政さん自身、楽しみしているとのこと。


 

 


冒頭の言葉と同じく


節政さんが大切にされている言葉が


もう1つあります。


 


                   


 きつさは一瞬、

 喜びは一生!


                   


 

 


常に前を向いて歩んでいく節政さんの姿、


とても素敵ですね。


 

 


実は節政さんは、


普段は製薬メーカーの工場で働く


ごくごく普通のビジネスパーソン


 

 


週末はボランティアで


子供たちに水泳を指導


 

 


自分がやりたいと思うことを


愚直にやり続けることで


世界最高レベルに登りつめることができる



 


そんな思いを抱きながら


人生を楽しんでいるのだそうです。


 


161001 節政健一さん ⑥.jpg

 


冒頭の言葉が心に響いてきますね。


 


                   


やらない後悔より、

やって後悔!


                   


 


熱い想いをもって、一歩踏み出してみる。


皆さんは、どんな一歩を踏み出してみますか?


 


    
   自分磨き ブログランキングへ


 





スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました