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今週の名言 : 野島千恵子さん (保育士) [ビジネスパーソン (女性)]

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人の中で、人は育つ


                      


 


エネルギッシュな大阪のおばちゃん


園児たちからつけられたニックネームは


チェリーボンボン


 

 


インクルーシブ保育のパイオニアとして


40年間で3,000人の子供たちと


本気でぶつかってきた


 

 


「野島千恵子」


さんの言葉です。


 


160730 野島千恵子さん ①.jpg

 


ところで皆さん、


インクルーシブ保育



という言葉を


耳にしたことはありますでしょうか?

 

 


通常の保育園・幼稚園では


健常なお子さんを年齢別のクラスに分けて


保育をするのが一般的です。


 

 


つまりできる限り


同じような子供たちを集めて


育児を行います。


 

 


これに対して、インクルーシブ保育では、


障害のある子供や年齢の違う子供を


一緒に保育を行います。


 

 


つまり、自分とは異なる様々な背景の



子供たちを集めて保育を行います。


 

 


当然のように、インクルーシブ保育では、


一般の保育以上にトラブルが


発生しやすいことになります。


 

 


野島さんのインクルーシブ保育では、


トラブルが起こった時にも


 

 


極力、大人が手を出さず


自分たちで考え行動するように促します。


 


160730 野島千恵子さん ④.jpg

 


さらに、5歳児にはリーダーとして


4歳児・3歳児を引っ張っていく


役割を与えます。


 

 


これらを通して、


5歳児は大きく成長していき


 

 


4歳児・3歳児は


そんな5歳児の姿をお手本して


成長していきます。


 


                   


人の中で、人は育つ


                      


 


今では、野島さんに子供を


預けたいということで


わざわざ引っ越してくる家族も・・・


 

 


そんな野島さんが保育士を


保育士を目指すきっかけとなったのは


 

 


自分が通っていた幼稚園の


担任の先生に対する憧れでした。


 

 


当時の野島さんは、幼稚園児ながら、


自分のことをできない子供だと


感じながら毎日を過ごします。


 

 


そんな自分に対して、担任の先生は、


ご飯を食べるのが遅くても


食べ終わるまで待っていてくれた


 

 


発表会では、


とりえのない自分に対して


大役をまかせてくれた


 

 


まさに、人(先生)によって、育てて頂いた


 


160730 野島千恵子さん ③.jpg

 


野島さんがこのインクルーシブ保育を


始めようとした当時、


 

 


自分の子供の成長が遅くなるからと


多くの親からクレームが届きます。




38歳の時には、がんにかかり


53歳の時には、大切な夫に先立たれ


61歳の時には、再度、がんにかかる


 

 


これまで何度も何度も


苦境に立たされながらも


 

 


そのたびに苦境に立ち向かいながら


子供たちの前に笑顔で立ち続けています。


 

 


子供たちの成長に関わる人には


3種類の人がいます。


 

 


①親


②保育園・幼稚園の先生


③周りの子供たち


 

 


人の中で、人は育つ


を信じてやまない野島さんは、


 

 


子供の成長に必要だと信じる


環境を徹底的に整えていきます。


 

 


まず、③の環境を整えるために


インクルーシブ保育を実践


 

 


さらには、①親・②保育園・幼稚園の先生


の指導やアドバイスにも力を入れています。


 

 


子供たちを見守る大人が


自分のことを大事にできないと


 

 


子供たちのことを大事にできるはずがない


との思いからです。


 

 


環境を整えることの大切さを理解している


野島さんならではの徹底ぶりですね。


 


160730 野島千恵子さん ②.jpg

 


子供の頃は周りの大人が


環境を整えてくれますが


 

 


年代があがるにつれて


自分で環境を整える必要がでてきます。


 

 


しかし多くの方は


年代があがっても環境を整えることの




大切さに気付かないまま


何となく日々過ごしていく方が


多いように感じます。


 

 


どのような人と付き合うのか


どのような場所で学ぶのか


どのような場所に住むのか


・・・

 


 


野島さんのこれまでの活動からも


自分の環境を整えることの大切さが


伝わってきます。


 


                      


人の中で、人は育つ


                      


 


野島さんのこの言葉には次のような


思いが込められています。


 

 


人は人に影響されて、


自分の価値観や大切なことを


創り上げていくもの。




人は人に影響されながら、


自分なりの「これがいいんじゃないか」


というものを創り上げていくもの。


 

 


そのためには、


いい環境に身を置くことが大切


 

 


また、野島さんはプロフェッショナルを


次のように定義されています。


 

 


先のことは誰にも分からないじゃないですか。


でも今日とは違う、


また成長した自分が明日にはきっとある




というふうに、


強くこう信じられる人のことじゃないかと


思います。


 


 


自分の成長にフォーカスした生き方を


また1つ学びましたね。


 

 


昨日より今日


今日より明日


 

素敵な人生を歩んでいきましょう!


 



 


    
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