今週の名言 : 大西祐貴さん(ラーメン職人) [ビジネスパーソン (男性)]
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チャンスを生かし切るには
度胸というスパイスも必要だ!
『Japanese soba noodle 蔦』
2015年12月1日
ラーメン店として世界で初めて
ミシュランの一つ星として認められました。
この言葉は、まさしく
このお店のオーナーをつとめる
「大西祐貴」
さんを象徴しています。
もともとラーメン通の間で人気を博していた
『Japanese soba noodle 蔦』
ミシュラン一つ星として認められてからは、
従来の人気にいっそう拍車がかかります。
店の開店が11時であるにもかかわらず
世界中からラーメンファンが殺到し、
朝6時にはすでに行列ができるほどに。
今では、
世界中で最もたどり着きにくい店
とまで言われています。
1979年にこの世に生を受けた大西さんは
典型的なラーメン一家の中で
すくすくと育っていきます。
父親は
神奈川県藤沢市の名店
「七重の味の店 めじろ」の店主
そして2人兄弟のお兄さんも
「麺やBar渦@神奈川県・本鵠沼」
の店主をされています。
高校を卒業した大西さんは
まるでこれが自然の流れであるかのように
父親の経営するラーメン店「めじろ」で
ラーメン道の修行に励む日々を過ごすことに。
しかし修行を始めて5年が経とうとしていた頃、
自分の人生について考えるようになっていきます。
この先も、このまま敷かれたレールの上に
乗っかった人生を歩んでいっていいのだろうか・・・
自分は本当はどんな人生を歩んで行きたいのだろう・・・
いろいろと悩んだ挙句、
自分の人生を自分の腕で歩んでいくことを決断。
新聞販売店
アパレル業界
・・・
自分の道を探る日々が始まります。
そんな生活を始めて数年がたち
アパレル業界での仕事で、
買い付けのため
ニューヨークやラスベガスやロサンゼルスを
訪れるようになると
大西さんの心の中で
食文化やラーメンに対する意識が変化していきます。
アパレルの仕事で来ているはずなのに
現地で様々な食にふれる中で
食に対する自問自答を繰り返すようになります。
海外でも通用する日本の食べ物って何だろう?
ラーメン=中華のイメージを払拭できないだろうか?
自問自答を繰り返していく中で
最終的にたどり着いた答えが
自分にとっての原点であるラーメンだったのです。
そうだ
自分が本当にやりたいことはこれだ!
ラーメンで、日本の食文化の
素晴らしさを世界に届けよう!
ようやく自分が本当にやりたいことを見つけ
必ずやるぞと 「覚悟」 を決めた大西さんは
日本へ帰国すると、さっそく
自分の想いを実現するために現在の店をオープン
麺には国産の小麦100%の全粒粉を使用
従業員にも教えない秘伝のタレにこだわり
ラーメン店では信じられませんが
化学調味料を不使用、
ラーメンの種類にあわせて
黒トリュフオイルなども使用
これほどこだわったラーメンを
値段850円~提供しているのです。
日本全国に30,000店以上あるラーメン業界において
この地位にたどり着くまでには
相当の覚悟と努力があったことでしょう。
大西さんのもとへは
世界一のラーメンに注目して
シンガポールやマカオなど海外からの
出店のオファーが届きます。
日本のラーメンを世界に通用するものに
進化をさせることが夢だった大西さんにとっては
千載一遇のチャンス。
店名『Japanese soba noodle 蔦』に込めた
世界で勝負したいという大西さんの思い。
当然ながらリスクも伴いますが、
自分の夢を自分の手で掴み取るために
今日も懸命に頑張っています。
チャンスを生かし切るには
度胸というスパイスも必要だ!
自分の人生に真正面から向き合って
もがき続ける大西さんの姿勢は
とても魅力的ですね・・・
こちらをクリック頂けましたら幸いです。
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