今週の名言 : 染矢泰輔さん(時計修理工) [その他]
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あなたの夢は
何ですか…
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毎年、
卓越した技能者に対して
厚生労働省より表彰される
通称「現代の名工」
令和5年に
30代という若さで
この「現代の名工」に選ばれた
凄腕の時計修理工
『染矢泰輔』
さんの言葉です。
染谷さんは
1985年大分の生まれ
電気工事を手掛けていた父親
美容師をしていた母親
手先の器用な
両親のもとで育てられます。
幼少の頃には
興味がおもむくままに
掛け時計を分解して
歯車やゼンマイを
バラしてしまい
怒られた経験もあるとか。
こんな
日々を送る中、
将来は
緻密な作業の仕事がしたい!
と近江時計学校に
進みます。
そしてここでの
恩師との出逢いが
染谷さんの
その後の人生を
変えることになります。
その恩師とは当時
時計修理のカリスマ
と言われ
過去には
現代の名工にも
選ばれたことのある
日本を代表する
時計職人でした。
普段はとても温厚な恩師
一方で時計の技術になると
生徒の将来のためにと
とても厳しくなる恩師
社会を知らずに
技術だけ磨いてもダメだと
お客様対応のあり方も
厳しく指導頂きました。
古い時計や
珍しい時計などは
修理しようにも
部品が壊れて
しまっていたり
今では手に入らないことも。
そんなときに
恩師からは
一流の修理工は
部品がないときには
自分で作るものだと指導。
さらには
修理で必要となる
工具なども
どこにも
売っていないため
自分にあった工具を
自分で作るよう指導。
こうした指導のお陰で
染谷さんも今では
まるで
鍛冶職人であるかのように
金属をたたき
焼きを入れ
砥石で磨いて
自分専用の工具を
創り上げていきます。
こうして
技術・工具・対人
などプロの修理工として
実力を高めたいま
他の店では修理不能と
サジを投げられた時計や
古い時計なども
動くようになることは
もちろんのこと
時間が狂わない
精度の高い時計として
蘇ることから
全国からの
修理の依頼が絶えないのも
納得できますね。
緻密な作業を仕事に
という自分の夢を
恩師のお陰で叶えることができた
染谷さんは
今では
近江時計学校の
講師も担当されて
若い方々の「夢」を
優しく厳しく応援されています。
学生に対して
投げかける
皆さんの夢は何ですか?
が生徒の心に
優しく染み入っているようです。
染谷さんのように、
夢を追いかける人生
夢を応援する人生
どちらも
とても魅力的ですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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