今週の名言 : 石川清さん(ひきこもり支援) [その他]
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どういう道を歩もうと、
応援してあげるから!
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いま日本には、
家族以外との交流を断ち
ひきこもる人が
100万人いる。
こうした人たちの心の扉を
20年にわたって
ノックし続け
師匠
神様
とも言われる
ひきこもり支援のエキスパート
『石川清』
さんの言葉です。
ひきこもりになって
しまわれる方の パターンは、
その人によって様々です。
両親の厳しいしつけが原因で
自分の感情が
表に出せなくなりひきこもりに
大学受験に失敗して
劣等感にさいなまれひきこもりに
就職活動がうまくいかず
ひきこもりに
こんな方に共通していることが
自分に対する
苛立ちや不安な気持ちが
大きいこと
いい会社やいい大学に
入れなくてゴメン
どうして
こんなふうに
なってしまったんだろう
自分がどうしていいのか
分かんない
こんなひきもりの人に対する
石川さんの向き合い方は
常に近くで寄り添う存在で
居続けることだといいます。
あせることなく
時間をかけてていねいに
寄り添い続けることで
少しずつ信頼関係が芽生え
ココロを開いてくれるように
なるのです。
長い人ですと10年以上も
寄り添い続けているという人も
少なくありません。
信頼関係が生まれる前には
こんな言葉を浴びせられることも
あるそうです。
「俺で金儲けするな、デブ!」
「この偽善者が!」
「さっさと出ていけ!」
それでも
石川さんは時間をかけて
ていねいに寄り添続けます。
なぜ石川さんは
ここまでして
ひきこもりの方々に
寄り添い続けるのでしょうか。
それは子供の頃の
ご自身の経験が大きく
関係があります。
けりをいれられる
誰かをおんぶしての
登下校を強要される
毎日のように続くいじめ
まさに生き地獄のようでした。
このいじめの体験が
社会への不満につながり
組織に属することも嫌い
就職もしないことに
そして日本を飛び出し
フィリピンのスラム街に
飛び立ちます。
そんなある日のこと
高熱で寝込んでしまうと
スラム街の人々が
自分たちの
貴重な食料をもってきて
石川さんに
早く元気になるようにと
笑顔で手渡してくれました。
当時のことを振り返り
次のように言われています。
「こうして自分に
寄り添ってくれたことが
どこまでも嬉しかった」
周りの人や社会に対して
批判的な気持ちしか
持っていなかった
石川さんの心の中で
変化が表れた瞬間です。
日本へ帰国後、
NHKに入社
それでも組織になじめず
フリーで活動を続ける中で
出逢ったひきこもりの青年
過去の自分と
重なるこの青年を
なんとかして
救ってあげたいとの想いから
やがてこの世界へと
歩んでいくようになります。
毎日5件/日の全国の家族を
訪問する活動を20年以上
続ける中で
ゆっくりとではありますが
1人ひとりの心境に変化が
あらわれ
やがて
自分で決めて行動できる
ようになっていきます。
ひきこもりに入ってしまう時には
過去の自分や世間に対する
苛立ちや不安ばかりの状態ですが
自分から
未来に向かって
やってみよう
きっと大丈夫
といった変化です。
過去の他人・社会への不満・不安から
未来の自分への期待
この変化が
いかに大切であるかが
よく分かりますね。
さて皆さんは
いかがでしょうか?
他人や過去は変えられない。
自分と未来は変えられる。
さらに石川さんの場合は
過去の辛い経験を
ご自身にとっての
現在の価値に変換して
今の活躍につなげられていますね。
皆さんも
他人や過去のことなど
気にすることなく
未来の自分に向かって
ゆっくりと歩んでいきませんか…
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タグ:ひきこもり