今週の名言 : 天野恵子さん(内科医) [ビジネスパーソン (女性)]
スポンサードリンク============
神様じゃないから、
一緒に走る!
============
異常が見つからず、
治療法が分からない
絶望の中にある
女性たちを救う
女性を専門に診療する
女性外来の
パイオニアとして
76歳をむかえた今でも
現役で活躍を続ける
『天野恵子』
さんの言葉です。
更年期障害
慢性疲労症候群
微小血管狭心症
…
これらの病気が原因で
身体全身の痛み
起き上がることもできない
気力がわかない
外に出られない
…
こうした病で
絶望のふちに立たされる
女性は数知れません
もともと世界中の医療は
男性を対象に研究が進められ
その結果を受けて
様々な治療が
女性にも行われてきた
歴史があります。
しかしここにきて
男性と女性では
かかりやすい病気に
差があること
同じ病気でも
治療法や薬の効き方が
違うこともあることから
性差医療
が注目を集めています。
天野さんは
日本で性差医療を始めた
パイオニアとして知られる存在
そんな天野さんが
医師の道を目指したのは
わずか7歳のときでした。
友達のおばあさんが
亡くなられて悲しくて
大泣きしていた天野さんに
そんな悲しいんだったら
将来医者になって
多くの人を救ったら
お母さんのこのときの
ひと言がきっかけでした
その後、
東大医学部を卒業
アメリカ留学で腕を磨きます。
どうせ医者になるんだったら
女性医師№1の
内科医を目指そう!
こんな思いで
日々過ごされていたようです。
しかしながら
当時の日本の医療界は
男尊女卑の世界
自分の方が実力が
あるはずなのに
自分よりも年齢の低い
男性医師たちが
どんどん重要な仕事を
任されていきます。
それでも天野さんは
自分に与えられた仕事に
全身全霊を向けて
ひたむきにコツコツと
医師としての仕事に
向き合い続けます。
そして50歳になったときに
天野さんに転機が訪れます。
それは天野さんを襲った
重度の更年期障害
どの病院に行っても
治療法が見つからない
自身が勤務する
東大病院の様々な検査機器を
使って調べてみても
治療法が見つからない。
約10年に及ぶ
更年期障害との戦いの中で
やがて自然と痛みや倦怠感が
収まっていきます。
このときの体験が
その後の天野さんの人生を
変えることになります。
その当時
日本にはなかった性差医療を
本格的に研究して
日本の女性たちを救いたい。
そんな想いから
つとめていた東大病院をやめて
自分を受け入れてくれる
県立病院で
日本で初めて
女性専門の外来を
始めます。
いざ始めてみると
驚くことが起こりました。
なんと
いきなり数か月先まで
予約でいっぱい。
改めて天野さんは
まわりからの期待感と使命感に
奮い立ちます。
その後多くの患者さんと
二人三脚で
試行錯誤を積み重ねで
これまで原因や治療法が
未知の世界だった
女性特有の病気のことが
少しずつ分かるように
なってきました。
天野さんは
常々次のように語られています。
私は神様じゃないから
まだまだ無力。
そんな私だからこそ
自分ができることを
精一杯やるしかない。
そして何か1つでも
どんなささいなことでも
いいので
患者さんたちの苦しみを
和らげてあげたい。
さらに
100歳現役
を目指す天野さんは
毎週の加圧トレーニングで
腕や足の筋肉や体幹の強化
食事へのこだわりも
忘れません。
女性の患者さんのために
100歳現役のために
こうして自分の目標が
明確な天野さんだからこそ
日々のコツコツとした行動が
やがて大きな成長と成果に
つながっているのですね。
さて皆さんは
いかがでしょうか?
皆さんは
どんな目標・夢を抱いていますか?
そのために
どんなことをコツコツと
継続していますか?
皆さんも天野さんのように
夢に向かって
自分らしく
コツコツと積み重ねる
そんな人生を 歩んでいきませんか…
スポンサードリンク