今週の名言 : 小藪千豊さん(吉本新喜劇座長) [芸能人 (男性)]
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スベッても、ええ!
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あるときは、
毒舌タレント
あるときは、
ファッションモデル
あるときは、
プロ顔負けのドラマー
しかしこれらは
すべて吉本新喜劇の広報活動だと
言い切る
吉本新喜劇
座長をつとめる
『小籔 千豊』
さんの言葉です。
小藪さんが
お笑いの世界で生きていこうと
決めたのは高校2年生の時
バッファロー吾郎さんの
お笑いライブに衝撃を受けたことが
そのきっかけとなりました。
まわりの同級生たちが
みんな大学に進学していく中
お笑いタレント養成学校である
NSCの門をたたきます。
限りある人生、
後悔したくない!
この世界で自分の実力が
どこまで通用するのか
試してみたい!
そんな想いが
心の中に強くありました。
その後
中学時代の同級生と
コンビを組んで
少しずつ
人気が出始めていた
ある日のこと
衝撃的なことが
小藪さんに襲いかかります。
それは相方からの
コンビ解散宣告!
「小藪の書くネタが
おもしろくない」
「小藪とこのまま
コンビを組んでいても
将来がない」
最も身近な存在に
完膚なきまでに
打ちのめされることに…
心の中は
ポッキポキのポッキポキ
そんな心が折れていた
タイミングで
声をかけてくれたのが
吉本新喜劇でした。
しかし
いざ吉本新喜劇に入ってみると
さらに挫折と苦しみを
味わうことになります。
これまで
漫才の経験があるとはいえ
吉本新喜劇では一番の下っぱ
一回の公演の中でも
セリフは一言あるかないか
出演料もわずか
1,250円
毎日深夜3時までバイトで
生活をつなげていきます。
20歳前後のアルバイトに
ハンバーガーの作り方を
頭を下げて教えてもらう。
舞台裏で
関係者に挨拶をしても
下っぱの自分なんかは
見向きもされない。
あ~自分は
落ちるところまで落ちたな!
この先の見えない
地獄のような生活が
いったい
いつまで続くんだろう?
それでもせっかく頂いた
吉本新喜劇でのチャンスを
何とかつかみたいとの
想いから
自分の出番のない日も
舞台にいって
先輩たちの演技を学び
先輩たちの所に行っては
「うっとおしい」
と言われながらも
たっくさんの
質問を投げかけ…
来る日も来る日も
こんな日々を積み重ねて
9か月が経とうしていた
ある日の公演で
自分オリジナルのネタを
やっていいぞ言う
千載一遇のチャンスを頂きます。
このチャンスを逃してしまったら
もう二度とチャンスは訪れない
そんな覚悟を持って
徹底的に考え抜いた
攻めのネタが大うけしたことを
きっかけに
その後徐々に
人気が高まっていくことに
なります。
そして小藪さんが
32歳のときに
60年の歴史のある
吉本新喜劇の中でも
最年少となる
座長への就任を
果たされています。
小藪さんは
自他ともに認める
ビビリ
幼少の頃から
こんなビビリの性格をあまり
好きではありませんでした
しかし
ある日次のようなことに
気づきます。
自分のビビリを
いつも悪い面からばかり
とらえて生きてきた
でも同じビビリも
良い面からとらえると
繊細かつ
物事に慎重に丁寧に
向き合うということ
これは自分にとっての
魅力ではないか。
新座長としての吉本新喜劇への
向き合い方は
大胆かつ繊細に
どんな世界でも
新しいことをやっていかないと
お客さんにあきられていまいます。
そして
成長もしていきません。
世の中がドンドン変化していく中
現状維持は後退を意味することに
なりますね。
「マンネリ、くそくらえ」
こんな想いで
新しいチャレンジを
貪欲に求める
小藪さんの公演は
お客さんにもしっかりと
伝わり
毎回とても高い評価を
頂いています。
チャレンジすることは怖い
それでもチャレンジしないと
将来がない
たとえすべってもいい。
とにかく前を向いて
歩いていこう!
こんな小藪さんの生き方
素晴らしいと思いませんか。
さて
皆さんはいいかがでしょうか?
ついつい人は
自分の欠点に目をむけがち。
しかし
物事には必ず2面性があります。
実は自分が、
欠点だと思っていたり
イヤなところだなと
思っていることにも
必ず、
良い面があります。
ぜひ皆さんも
小藪さんのように
良い面に
スポットライトをあてて
前を向いて歩いていきませんか…
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