今週の名言 : 俵万智さん(歌人) [その他]
スポンサードリンク==================
「この味がいいね」
と君が言ったから
7月6日はサラダ記念日…
==================
奈良時代から
読み継がれてきた短歌の
1300年の歴史に
変革をもたらし
280万部のミリオンセラー
「サラダ記念日」や
「チョコレート革命」など
多くの人々を
魅了し続けている歌人
『俵万智』
さんの有名な短歌です。
短歌との出逢いは19歳
大学の授業でのことでした。
人生で初めて
失恋をテーマに短歌をつくり
歌人でもあった
先生に見せると
「君、新しいね!」
のほめ言葉。
「自分」の言葉で
「自由」に表現できる短歌に
とてつもない魅力とともに
ここが自分の居場所だと
感じたそうです。
大学を卒業後も
高校の国語教師をやりながら
短歌の活動を重ね
24歳のときに出版した
短歌集「サラダ記念日」が
ミリオンセラーとなりました。
それまで短歌というと
古語を使い堅苦しく
難解なイメージがありましたが
俵さんはこうした常識を覆し
「平易」な言葉で
「日常」を
歌うことで
誰もが思いを伝えられる
文学へと昇華させたのです。
俵さんの短歌に対して
批判精神や跳躍力にかけるとの
批判もありますが
こうした批判に
全く動じることもなく
平凡な日常を
平易な言葉で表現することに
拘り続けています。
そしてもう一つ
俵さんが拘っていることとして
ただ悲しいだけの
歌は詠まないということ。
たとえ9割悲しくても
残り1割の前に向ける部分に
スポットをあてることを
大切にされています。
40歳で子供に恵まれ
シングルマザーとしての生活
60歳になり
子供から手が離れると
今後は
ご両親の介護のために
単身で両親の近くに引っ越し
新しい生活をスタート
平凡な日常の中にも
ときに悲しいことや
苦しいこともある中で
ご自身のあり方として
悲しいこと苦しいことではなく
楽しいほう
前向きになれるほう
に意識を向けて生活した方が
よっぽど
心穏やかに生きられるし
短歌を見聞きして頂く方々にも
こうした部分にも共感頂きたい
こんな思いがあるからです。
60歳となり
老いや病とも
向き合うことになりますが
こうしたことも
意味あることとして
肯定的に捉えていらっしゃいます。
物事を肯定的に捉え
自然体で生きる
ことにこだわる
俵さんのこうした生き方
とても魅力的ですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
スポンサードリンク
2023-04-15 08:48
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0