今週の名言 : 間渕則文さん(救急医) [その他]
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自分のやりたいことを
ひたむきに・・・
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「助かる命を救いたい!」
強烈な信念のもと
ご自身が50歳の時に
岐阜県中津川市で
日本で初となる
乗用車型ドクターカーの
運用を開始。
これまで
5,000件もの
出動要請にこたえ
たくさんの命を
救い続けてきた救命士
『間渕則文』
さんの言葉です。
間渕さんは
1958年名古屋市の生まれ
開業医だった祖父
薬剤師だった両親
といった家庭で育つなか
自身も医師を目指すようになり
名古屋市立大学医学部を
卒業すると
同大学病院の
麻酔科とICUに勤務
救急医療を志した
30代のとき、
救命センターへ搬送中の
9歳の男の子が
亡くなる姿を目の当たりにし
「医者が病院で
待っているだけでは駄目だ」
という想いを強く
抱くようになります。
その後40代となり
研究の一環として
ヨーロッパを巡っていた時に
ドイツで乗用車型の
ドクターカーに出逢います。
医者が病院で待つだけではなく
医者がみずから車を運転して
現場に駆けつけ
現場から治療を開始
するという
まさに
間渕さんが
ずっと探し求めてきた
モデルがそこにありました。
ただし
日本では法律の規制
税負担の増える住民の理解
などもあり
これまで
まったく前例のないことでした。
通常の医師であれば
本当はやりたいんだけど
前例がないから
やっぱり無理だなと
あきらめてしまいそうですが
間渕さんは 違いました。
その背景には
自分の大好きで尊敬する
祖父の存在がありました。
祖父は70歳まで
開業医として仕事を続けると
その後その病院は
身内に任せ
ご自身は
静岡県の無医村に
入って
診療活動を
始めたのです。
それを目の当たりにしてきた
間渕さんは
自分も
祖父のように
「やりたいことをやる」
常々こうした気持ちを
抱いていたそうです。
医療関係者が
業務として一般道を運転しても
よいという法改正
さらには市議会での
プレゼンテーションを重ね
市民の共感も頂きながら
プラスの税負担を獲得
こうした甲斐もありその後
驚くことに
それまで3%しかなかった
中津川市民の救命率が
今では19%にまで
達しています。
参考までに
救命率の全国平均は12%
施設の整っている東京でも18%
いかにこの数字が
素晴らしいかが伝わってきます。
チームで
9日勤務5日休みシフトをとり
365日×24時間体制を整えています。
間渕さん自身も
9日間の出勤時には
いつ呼ばれていいように
病院のすぐ近くに寝泊まりし
食事はスキマ時間で
作り置き
トイレはドアを開けたまま
お風呂も週に1回短時間
お昼などの外食は必ず先払い
体力をおとないよう
筋トレをかかさず
夜中の呼び出しにそなえて
夜9時にはいったん就寝
こうした方々の
活動のお陰で
救命率19%が
実現できているんですね。
ストレスのたまる
9日間の勤務を終えると
休みの5日間は
実家に戻り
大好きな90代の
母親の作る
カニクリームコロッケに始まり
大好きなお酒や
大好きなクラシックカーを
楽しむなど
リラックスすることを
大切にされているそうです。
◆自分のやりたいことやる
◆オンとオフの切り替えを行う
間渕先生の
こうした生き方は
ぜひ私たちも
学び実践していきたいですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
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2022-09-17 08:05
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