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今週の名言 : 大前光市さん(義足ダンサー) [その他]

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 俺は、


 これでいいんだ…


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片足が義足という

ハンディキャップを活かした



独自の創作ダンスが

見る人の共感を呼び



2016年に開催された

リオデジャネイロ



パラリンピックの

閉会式や



2017年

NHK紅白歌合戦で



平井堅さんの

バックダンサーとして

踊るなど



今では

大活躍されている



『大前光市』

さんの言葉です。



201212 大前光市さん ①.jpg


大前さんは

1979年岐阜県下呂市の生まれ



生まれた家は

とてつもなく貧しく



小学生のころから

家計を助けるために

新聞配達



スポーツも勉強も苦手で

周りからは見下される

悲しくつらい学校生活



もっと裕福な家に

生まれたかった



もっとスポーツや勉強の

才能を持って生まれたかった



コンプレックスの塊でしか

ありませんでした。



そんなとき

年に一度のクラス演劇が



大前さんの

その先の人生を



大きく左右する

転機となります。



脚本は

芥川龍之介さんの杜子春



周りから

無理やり押し付けられた

えんまの役が



思いのほか

大好評で



珍しく

周りから褒められたことで



演劇に興味を

抱くようになります。



201212 大前光市さん ②.jpg


そして高校時代には

アルバイトで費用を賄いつつ



電車で1時間かけて

バレエ教室へ

通うようになります。



新聞社の奨学金で

大学に進むと



将来はプロを目指し

大学では

バレエを専攻します。



ところが

ここで大前さんに

悲劇が訪れます。



大学卒業後、

国内有数のバレエ団の



入団オーディションの

最終選考直前のことでした。



飲酒運転の車に

後ろから撥ねられ、



左脚のひざから

下を失います。



なんで俺が…

なんでこんなことになるのか

今までの努力は いったい…



どんなに涙を流しても

涙が止まりません。



201212 大前光市さん ④.jpg


そんな絶望の中、

夢をあきらめようとするも



夜中になると

あきらめてはダメだと

夢でうなされる毎日



義足でもやってみようと

決意を固めます。



人一倍の練習を

繰り返し



切断した左足が

擦り切れるまで踊り



切断面の皮を

厚く強くしていきます



それでも

周りの人と同じように

踊ることのできない自分



オーディションを受けても

まともに踊れない奴は

帰っていいよ。



容赦ない言葉を

浴びせられることの繰り返し。



そんな中

ダンス界で功名な

二人の方との出会いが



その後の

大前さんのダンス人生を

大きく変えていきます。



一人目の方からは、

次のようなアドバイス



事故のことは

お前の武器になる



誰もが過去には

つらく厳しい経験をしている



それを隠すな

自分の財産にしろ



この当時は

言われている言葉の意味が

理解できず



なんで俺が

そんなみじめな思いを



しなければいけないか

分からない



と喧嘩別れを

してしまいます。



こんなことがあってから

数年後



ある舞台の主役に

抜擢してくださった



ダンスの巨匠からも

次のようなアドバイスを頂きます。



周りと同じことを

目指すんじゃない



お前はお前だ

お前にしかできない

お前らしさを出すんだ



201212 大前光市さん ⑤.jpg


その後

アドバイスに従い



自分のスタイルを

変えていくと



しだいに

お客さんからの評判が

高まっていき



大きな自信へと

つながっていきました。



こうして

ありのままの

自分を受け入れ



他人との比較ではなく

ありのままの自分を軸に



活動することが

できるようになるまでには



様々な葛藤もあり

時間もかかったとも



当時のことを

振り返られています。



自分を軸とした活動で

多くのオファーを

頂くようになり



ついには

年末恒例の紅白歌合戦で



平井堅さんの

バックダンサーに抜擢



タイトルは

ノンフィクション



ここで歌詞の冒頭の部分を

のぞいてみましょう。



描いた夢は叶わないことの方が多い

優れた人を羨んでは自分が嫌になる



浅い眠りに押しつぶされそうな夜もある

優しい隣人が陰で牙を剥いていたり



惰性で見てたテレビ消すみたいに

生きることを時々やめたくなる



まさに

大前さんの人生そのものですね。



201212 大前光市さん ③.jpg


そしてこのとき

ダンスの振り付け指導を

してくれたのが



以前に喧嘩別れをした

ダンス界の巨匠



ここまで成長した

大前さんとの再会は

感動的でした。



さて皆さんは

いかがでしょうか?



周りとの比較ばかりを

していないですか?



過去の経験を

卑下してばかりいませんか?



自分は自分。

過去の経験は必ず

未来の財産になります。



大前さんのように

そんな人生を

歩んでいきたいですね。









こちらをクリック頂ると幸いです。

    
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