今週の名言 : 加藤庸子さん(脳神経外科医) [ビジネスパーソン (女性)]
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患者さんのために!
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神経や血管を傷つければ
どこに障害が出るか分からない。
ゼロコンマ数㎜のミスが
致命的となる
脳神経外科の世界において
これまでに女性としては
世界最高となる
3000例以上の手術を執刀
脳神経外科医として
世界の中心にいる
God Mother こと
『加藤庸子』
さんの言葉です。
医者であった父親と
大学教授であった母親の元に
生を受けた加藤さんは
自然に医師への道を歩むように
なっていきます。
生まれながらにしての
健康な体と手先の器用さをかわれて
脳神経外科医の道へと
進んでいくことになります。
負けん気の強さで
努力を積み重ね
めきめきと
実力をつけていきますが
一方で当時の日本では
まだまだ 人々の心の中に
男尊女卑の意識があり
患者さんや
同じ仲間であるはずの医師からも
女性に手術してもらうのはイヤだ
ということを言われることも
少なくありませんでした。
「実力はあるのに何で!」
「くやしい!」
1人の女性として
1人の医師として
厳しく辛い日々を
積み重ねてきました。
当時大事にしていた心境を
次のように振りかえられています。
自分で進むと決めた道。
これくらいのことで
簡単にやめてしまわないこと。
簡単にあきらめてしまわないこと。
そしてたとえ実力があっても
患者さんからの信頼がなくては
本当の医師ではない。
患者さんに
信頼される医師であろう!
患者さんにとって
なくてはならない医師であろう!
この想いを胸に
日々の努力を怠りませんでした。
今日まで40年間医師として
活躍されてきた拠点である
藤田保健衛生大学のHPで
この想いを次のように
発信されています。
・知識、技量を磨くことはもとより、
患者様の心の分かる温かい医師を目指す。
・人との巡り会いを大切に(一期一会)、
より多くの人と語り何かを共有していく。
・海外の発展途上国支援を通して、
途上国の若者の教育指導、
患者様の心身の改善がゴールである。
この想いの実現のために
実に様々な活動をされています。
脳神経外科の技術が遅れている
発展途上国の支援のために
日本の脳神経外科の
スペシャリストを同行させて
年間20か国もの国々に
自費で訪問し
技術指導を行う活動を
継続されています。
ただ手術をするだけではなく
毎朝のラジオ体操や
食事にも顔を出し
患者さんの
生活習慣の改善にも
余念がありません。
「女医ではダメだ」
と言われたかつてとは
うって変わり
今では
「加藤先生で本当に良かった」
という患者さんたちが
定期的に慰労会を開催するほどの
信頼を得るまでに…
冒頭の言葉である
「患者さんのために」
の想いを胸に
努力を積み重ねたからこそ
今があることが分かります。
さて皆さんはいかがでしょうか?
何のために今頑張っているのか?
なぜ今頑張っているのか?
その想いが強ければ強いほど
頑張りも強くなっていきますね。
皆さんも
加藤先生のように想いを持って
歩んでいきませんか?
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2019-03-02 08:19
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