今週の名言 ： 向谷実さん（鉄道シミュレータ開発者） [ビジネスパーソン （男性）]
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『好き』
こそものの上手なれ！
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幼少の頃からの
鉄道好きが高じて
独自で鉄道シミュレーションゲームの
開発を行うまでに。
これが鉄道マニアの間で
高く評価をされたことがきっかけでとなり
その唯一無二の再現性に
目を付けた鉄道会社が
職員のトレーニング用として
正式に採用し、
一気に業界の注目を集めた
『向谷実』
さんの言葉です。
順風満帆に見える
向谷さんの人生も
実は、
挫折の連続でもありました。
戦争で
シベリア抑留を経験していた
父親の
子どもには文化的な
生活をさせてあげたい
との想いを受けて
裕福ではない
家庭にもかかわらず
幼少時代から
ピアノを習い始めます。
6歳ではすでに作曲を行い
その後エレクトーンの
地区大会などでも優勝するほどの
才能を開花させていきます。
しかしながら
全国から実力のある生徒の集まる
強化合宿に参加してみると
英才教育された参加者の
あまりにもの
レベルの高さに愕然。
井の中の蛙を突き付けられた
向谷さんは、
音楽で生活することをあきらめて
弁護士になることを夢見るように…
しかしながら
その目標のために受けた
複数の難関大学に全滅
浪人するも
結局学力が伸びず
翌年は大学受験すら諦めることに。
自分の将来について
思い悩んだ挙句
自分の好きなことで
手に職を付けよう
との結論にいたります。
ヤマハ音楽学院に進学し
演奏者と指導者の資格を取得
このことがきっかけとなり
当時はまだ
アマチュアバンドであった
「カシオペア」
にキーボード奏者として加入し
1979年に見事メジャーデビューを
果たします。
その後は
日本はもとより世界に名の知れる
存在となり
フュージョン音楽界の第一線で
活躍を続けています。
まさに自分の好きな世界を
追求し続けた結果に他なりません。
さらに
向谷さんの活動は
プロとしての音楽活動だけに
とどまりません。
向谷さんは
幼少期より熱狂的な
鉄道ファンで、
その幅広い知識と
音楽活動のかたわら
自身が培ってきた
コンピュータ技術を活かした
乗務員の
教育用シミュレーターシステムの
製造販売を中心として
国内のみならず
海外にも幅広く進出しています。
音楽
鉄道
どちらも自分の大好きなことを
人一倍追いかけてきた結果、
二足のわらじでの
今の活躍につながっています。
しかしながらその道のりは
決して順風満帆ではなく
何度となく厳しい局面にも
遭遇しますが
それでも諦めることなく
前を向いて
歩み続けきたからこその結果ですね。
さて
皆さんはいかがでしょうか？
自分の好きなことを
簡単にあきらめていませんか？
自分の納得いくまで
自分の好きを追求していく。
向谷さんのような
人生を歩んでいきませんか…
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2018-11-03 08:18
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